サメとフカは同じ魚

サメ(鮫)とフカ(鱶)は、じつは同じもので、地方によって名称が違うというだけです。

軟骨魚鋼板鰓亜鋼の海魚中のうちエイ類以外のもの、体の側面に鰓裂が開くものの総称がサメやフカなのです。

関東より北ではサメを呼び、関西ではフカと呼ばれることが多いようです。

関東では大きなサメをフカと呼びますが関西では大きなフカをサメと呼び、命名が逆になっています。

また出雲地方ではサメはワニと呼ばれていて、古事記の「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」に登場するワニというのはハ虫類のワニではなくサメを指しています。

同じ魚といえばサケとマスも同じサケ科の魚であり、明白な区別はありません。

名前も、最大のサケであるマスノスケはキングサーモンと呼ばれ、比較的安いカラフトマスは鮭の缶詰によく使われ、ギンマスは塩漬けにされ新巻鮭として売られています。

このようにサケとマスの区別は曖昧なのです。

ベニザケが海に帰らなくなり湖沼残留型となったサケはヒメマスと呼ばれます。

マスとはっきり呼べるのはサクラマスとニジマスです。

サクラマスは降海型と一生湖沼にすむ河川残留型に分かれ、体長は30~70㎝に成長します。

サクラマスの河川型のものがヤマメと呼ばれるものです。